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中学生にスマホはいらない?スマホ持ってないことでいじめに発展?

スマホを持つ女子
インターネット通信ガイド 編集部
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中学生スマホはいらない?

中学生スマホを持っていないといじめに発展する?

そんな疑問はありませんか?

昨今、インターネットの普及により、子どもの頃からスマートフォンを持たせることが、珍しくなくなってきました。

最近では、スタディサプリ など、”小中学生向けの勉強アプリ” も多数リリースされているので、学習を進めるという観点で、積極的に子どもにスマホを使わせている親も少なくありません。

しかし、スマートフォンは便利な一方で、一歩間違えれば、インターネットを介した犯罪や事件に巻き込まれるリスクもあります。

中学生にスマホを持たせるのは早いのでは?」と思う保護者も、少なくないでしょう。

「子どもにスマホを持たせるか持たせないか」は、保護者として難しい判断の1つです。

そこでこの記事では、中学生にスマホはいらないのか、中学生がスマホを持っていないこといじめに発展するという噂は本当かについてお伝えします。

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最近の中学生のスマホ所持率は高い?

時代の変化とともに、近年、子どものスマホデビューが、早まる傾向があります。

子ども家庭庁が発表した『令和5年度 青少年のインターネット利用環境実態調査』によると、青少年の “98.7%” がインターネットを利用すると回答。

インターネットを利用すると回答した中学生のうち、“93.0%” が 子ども専用のスマートフォンを所持していると回答しています。

スマホ所持率 中学生

中学生が自分のスマホを持つことが、当たり前の時代になってきているんですね!

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中学生にスマホを持たせないといじめ・仲間外れの対象になりやすい3つの理由

中学生のスマホ所持率が高まる中、自分のスマホを使って友達のやり取りをするケースが増えてきました。

LINE や X(旧Twitter)、Instagram などの SNSアプリを使って、帰宅後や休みの日に連絡を取り合っているケースも多く、部活動の連絡事項がSNSのグループチャットで回ってくることもあります。

「スマホ持っていないと、子どもが学級や部活で浮いてしまうのではないか?」と心配する親・保護者は少なく無く、「中学生がスマホを持っていないと、いじめられやすい」という噂もあります。

結論から言うと、中学生がスマホを持っていないことで、仲間外れにされたり、いじめに遭ったりする可能性はゼロではありません。

ソファでうずくまる女性

中学生がスマホを持っていないことでいじめに遭いやすくなると言われるおもな理由は、下記の3点です。

  1. SNSの情報を共有できない
  2. 連絡手段に制限がある
  3. ゲームや音楽が共有ができない

理由1. SNSの情報を共有できない

中学生にスマホを持たせないといじめに遭いやすくなる理由の1つ目は、”SNSの情報を共有できない” という理由です。

スマホがないと、最近の流行や、イベント情報、芸能ニュースなど、ホットな話題をすぐに受け取ることができないため、クラスメイトや部活仲間と話題を共有することができず、翌日学校に行ったときなどに、浮きやすい傾向があると言われています。

実際のところはというと、学校外で盛り上がった話題を知らなくても、その場のノリで合わせられる子もいます。

でも、本人が引っ込み思案な性格の場合 や「何の話?」と気軽に聞きづらい萎縮させるような子がいる場合、「話しについて行けない…」と孤独感を感じたり、必然的に大人しくなってしまうことによって、クラスメイトや部活仲間から仲間外れなどのいじめの対象になりやすくなる傾向があるのは否定できません。

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理由2. 連絡手段に制限がある

中学生にスマホを持たせないといじめに遭いやすくなる理由の2つ目は、”連絡手段に制限がかかる” という理由です。

今は、LINEなど、SNSアプリを使って、すぐに家族に連絡を取ることができます。

個別チャット・DMで連絡することもあれば、クラスメイトや部活仲間などと “グループチャット” を作り、グループ同士で話題を共有したり写真や動画を共有したりすることも多いです。

Point!

スマホを持っていないと、個別チャットはもちろん、グループLINE(グループチャット)にも参加できません。

スマホ トークアプリ

結果、自分だけ仲間外れにされている気がしたり、実際に、遊びの誘いを自分だけ知らず、自分だけ参加できない日々が続く…など、孤独感を感じやすくなるという点はデメリットです。

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理由3. ゲームや音楽が共有ができない

中学生にスマホを持たせないといじめに遭いやすくなる理由の3つ目は、”ゲームや音楽の共有ができない” という理由です。

スマホを持っていないと、友達と一緒にゲームを楽しんだり、TikTokなどで流行りのダンス動画を撮ったりすることができません。

結果、「あいつはノリが悪い」「一緒にゲームできないから仲間に入れない」など、仲間外れにされてしまったという事例もあります。

スマホを持たせることで、LINEなど “ネット内でのいじめ” に発展する可能性もあれば、スマホを持たせないことで、”仲間外れにされるリスクもある” という難しい時代になりつつあるのが現状です。

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中学生にスマホを与えるデメリット

中学生のスマホ所持率” が高いことや、”スマホを持たないことが仲間はずれやいじめの原因になる可能性がある” ことを踏まえると、今の時代、中学生にはスマホを持たせた方が良いと言えるでしょう。

ただ、未成年である中学生にスマホを持たせると、下記の3つのようなリスク・デメリットがあることは念頭に置いておく必要があります。

デメリット1. SNSでのいじめに気づきにくくなる

スマホ 頭抱える女子学生

中学生にスマホを与えるデメリットの1つ目は、SNSでのいじめに気づきづらくなるという点です。

先述の通り、スマホを持っていないことがいじめ・仲間はずれの原因になりやすい一方、逆に、スマホを持っていることで、SNSでのいじめに遭遇する可能性が増える点には注意が必要です。

LINEグループでの仲間はずれや、インスタのDMを使ったいじめ・暴言など、スマホという周囲の大人の目に届かない空間で、学校の友達や先輩・後輩からのいじめを受けていた事例は少なくありません。

また、スマホを持つことで、SNSなどインターネットを介して、本名や顔を知らない人たちと連絡を取ったり、コミュニティに参加したりできるようになります。

最初は、楽しく交流していたとしても、ちょっとした言葉のすれ違いなどからネット上のいじめに発展し、誹謗中傷を受ける可能性もあります。

中学生の子どもにスマホを買い与えたときは、「いじめのリスクも減ったし、本人も喜んでいるから大丈夫」と安心せずに、周囲の大人が気づきづらいネット上でのいじめのリスクが増えたことを認識しておきましょう。

また、忘れてはいけないのが、”自分の子供がネットいじめの加害者になる可能性もある” という点です。

きちんとしたネットリテラシーや倫理観がないままスマホを使うようになると、「みんなが叩いているから」と、悪気なくSNS上で匿名で暴言のコメントを残したり、LINE上で特定の友達を除外して遊んでしまったりと、いじめや誹謗中傷の “加害者” になってしまうこともあります。

Point!

中学生にスマホを買い与えるときは、事前にスマホの使い方について、親子で話し合うことが大切です。

スマホを持つことで、“いじめや誹謗中傷の被害者や加害者になってしまうリスクがある” ことを子どもに認識させた上で、自分が加害者にならないために気をつけるべきことがわかっているかや、いじめ被害など、トラブルにあった場合にすぐ相談することの大切さをわかっているかを確認しましょう。

親子で “スマホの使い方ルール” を決めてから、スマホを購入するのがおすすめです。

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デメリット2. スマホ依存による学習能力の低下・健康被害

中学生にスマホを与えるデメリットの2つ目は、スマホ依存による学習能力の低下・健康被害の危険性があるという点です。

スマホは、勉強の調べ物や語学学習などに使えば、とても有意義なツールです。

でも、YouTube・TikTokなどのSNSや、スマホアプリのゲームなどにもハマりやすく、毎日何時間もスマホばかり見てしまう スマホ依存” に陥るリスクがあります。

スマホ依存は、“学習能力の低下” や、不眠症など “健康面でのトラブル” を引き起こしやすく、うつ病や不安障害などの “精神面への悪影響” を及ぼす可能性もあります。

大事な成長期である中学生がスマホ依存に陥ることで失うものは大きく、スマホに依存しすぎないよう、周囲の大人が目を配らせることが大切です。

「スマホを使うのは、1日◯時間まで」など、事前に使用時間のルールを決めておくのもおすすめです。

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デメリット3. 悪質なサイトへのアクセス

中学生にスマホを与えるデメリットの3つ目は、悪質なサイトへのアクセスできてしまうという点です。

スマホでインターネットを使うと、暴力的な動画や、アダルトサイト、高額な課金をさせる詐欺サイト、自殺や薬物を促すようなサイトなどにも、簡単にアクセスできてしまいます。

中には、一般のサイトを装ってファイルをダウンロードさせ、ウィルス感染させるものもあります。

大人でも「このサイトは悪質なサイトである」という判断が難しいものもある中、未成年の中学生に、悪質なサイトかどうかの正確な判断を求めるのは難しいです。

結果、悪質なサイトへアクセスしてしまい、個人情報が盗まれたり犯罪に巻き込まれたりする可能性もあります。

子どもに実際にスマホを渡す前に、過去に日本で起きた事件・トラブルの事例について話すなど、”インターネットが便利なものであるのと同時に、危険なものでもあること” を伝えるようにしましょう。

スマホやWi-Fiルーターの設定を利用して、子どもがアクセスできるサイトに制限をかけるのもおすすめです。

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中学生にスマホを与えるときは、事前によく話し合おう!

このように、中学生のスマホ所持率が上がる今、子どもにスマホを与えるかどうかは、親・保護者にとって、判断がむずかしい課題になっています。

スマホ依存などのリスクを考えると、「スマホは高校生になってから…」と言いたいところですが、中学生の間では、LINEなど、自分のスマホでの連絡が主流になりつつあり、スマホを与えないことで、仲間外れやいじめの対象になるリスクもあります。

また、子どもが習い事をしていたり、両親が共働きしていたりすれば、連絡手段としても、子どもにスマホを持たせておいた方が便利です。

スマホを中学生に与えた方が良いかどうかのという問いの答えは、子どもの成長具合や家庭の事情によって異なります。

最終的には、各家庭での判断になりますが、中学生の子どもにスマホを持たせるのであれば、事前に “スマホの危険性” や “スマホ使用のルール” を話し合うことが大切です。

「みんなが持っているから…」とただ買い与えるのではなく、きちんと「我が家のルールはコレ」と決めて、子どもが安心・安全にスマホを利用できる環境を整えるようにしましょう!

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