ExpressVPNとは?どこが運営?どこの国のサービス?危険性は?

「ExpressVPN(エクスプレスVPN)ってどんなサービス?運営元はどこ?」
「ExpressVPNの評判は?安全性に問題はない?」
そんな疑問はありませんか?
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』は、世界中で高い人気を誇る “VPNサービス(バーチャルプライベートネットワーク)” の1つです。
口コミの評判もよく、高評価も多くて、広告も目にする機会が増えているので、契約しようか迷っている人もいるでしょう。
でも、セキュリティやプライバシーを守るために必要なVPNなので、契約する前に、運営元や安全性についてはしっかり理解しておくことが大切です。
この記事では、ExpressVPNとはどんなサービスかや、運営会社がどこか、どこの国のサービスか、特徴、安全性・危険性などについてお伝えします。

目次
ExpressVPN とは?
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』とは、世界中で利用されている人気の “VPNサービス(バーチャルプライベートネットワーク)” です。
日本をはじめ、”世界105カ国以上” 利用でき、”3,000台以上のサーバー” を保持しているので、数あるVPNサービスの中でも大手のサービスだと言えます。
VPNとは、インターネット上の通信を暗号化して、第三者からののぞき見やハッキングを防いでくれる仕組みのことを指します。
とくに、カフェや空港など公共のWi-Fiを使うときや、海外から日本の動画サービスにアクセスしたいときなどに役立つサービスです。
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』は、VPNサービスの中でも “暗号化技術” に特化していて、”セキュリティに強い” のが特徴です。
“プライバシーを重視するユーザー” に人気があるほか、設定がかんたんで、”アプリをインストールするだけで使い始められる手軽さ” も人気の理由になっています。
< ExpressVPN のおもな特徴・メリット >
⚫︎ 通信をしっかり暗号化。”安全” に守ってくれる
⚫︎ 世界94カ国以上にサーバーがあり、”安定して高速通信” ができる
⚫︎ パソコン・スマホなど、”いろんなデバイスに対応“
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』は、日常のちょっとしたインターネット利用から、海外旅行中のセキュリティ対策まで、幅広く活躍してくれるサービスなんですね!
インターネットが遅くて悩んでいる人は全員ExpressVPNを使った方が良い。ExpressVPNを使えば、回線スピードが劇的に向上し、ストレスなく快適にインターネットを利用できる。逆に、普段あまりスピードに不満がない人でも、ネットのストレスが10倍減る
— 立川将弘|Chat GPT×地方革命 (@369ai758) July 8, 2024
↓画像左はVPNオフ・右はVPNオン※OCN・フレッツ光 pic.twitter.com/zl2V5AjCPi

ExpressVPNはどこが運営?どの国のサービス?
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』を運営しているのは、”Express Technologies Ltd.” という会社です。
“Express Technologies Ltd.” は、カリブ海に浮かぶ、”イギリス領ヴァージン諸島(BVI)” に登記されています。
ヴァージン諸島と聞くと、リゾート地のイメージが強いかもしれませんが、じつは、プライバシー保護に関する法律がとても厳しい国としても知られていて、”ユーザーの個人情報や通信履歴を外部に提出しなくてもいい環境” が整っています。
ヴァージン諸島に登記することで、ExpressVPNの特徴・メリットの1つである、プライバシー保護 “ノーログポリシー(利用記録を残さない方針)” をしっかり守れる理由になっているのです。
< ExpressVPN の運営元情報 >
運営会社 | Express Technologies Ltd. |
本社所在地 | イギリス領ヴァージン諸島(BVI) |
親会社 | Kape Technologies(2021年より) |
ちなみに、『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』は、2021年に “Kape Technologies(ケープ テクノロジーズ)” という会社に買収されました。
“Kape Technologies” は、ほかの有名なVPNサービス “CyberGhost VPN” や “Private Internet Access” などを傘下に持つ企業です。
ただ、『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』は、買収後も “独自ブランド” として運営され、”プライバシーポリシーも独立” して守られているので、ユーザーとしては、安心して使える仕組みが維持されています。

ExpressVPNの特徴・メリット
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』が世界中で人気な理由は、下記のような特徴・メリットがあるからです。
メリット1. 強力なセキュリティ対策
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』の特徴・メリットの1つ目は、”強力なセキュリティ” です。
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』は、”軍事レベル” の”AES-256ビット暗号化” を採用しています。
“AES-256ビット暗号化” は、銀行や政府機関でも使われている “超強力な暗号方式” で、高度なセキュリティレベルを実現しています。
さらに、独自に開発した “Lightway” というプロトコルを使うことで、セキュリティを保ちながらも “サクサクと高速な通信ができる” という良さもあり、セキュリティ・通信速度ともに満足できるVPNと評判です。
海外旅行では、VPNソフトを使えると便利!ExpressVPNは多くの旅系YouTuberさんが使ってるようです。海外だと繋がらないサイトやサービスでも使えるし、セキュリティの面でも安全。ホテルのWi-Fiって信用しちゃいけないけど、これを通せばOK。https://t.co/ak0miWLQbX#VPN #セキュリティ pic.twitter.com/KALtOqRzda
— North to South (@ntosouth) March 8, 2024
メリット2. 圧倒的なサーバー数と対応国
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』の特徴・メリットの2つ目は、”サーバー数と対応できる国が多い” という点です。
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』は、94カ国以上・3000台以上のサーバーを展開しています。
海外旅行中でも日本の動画配信サービスにアクセスできたり、逆に日本から海外の限定コンテンツを楽しんだりすることが可能です。
サーバー数が多い分、高レベルの “通信の安定性”・”通信速度” が実現できているので、世界中のユーザーに選ばれているんですね!
メリット3. ノーログポリシーでプライバシーを確保
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』の特徴・メリットの3つ目は、”プライバシーを確保できる” という点です。
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』は、”ノーログポリシー” を掲げています。
“ノーログポリシー”、すなわち、ユーザーが「いつ、どこにアクセスしたか」といった記録を一切保存しない仕組みになっているんですね!
ExpressVPNがノーログポリシーの方針を守っているかは、外部の監査機関によって定期的にチェックされていて、透明性もしっかり確保されている点も魅力です。
メリット4. さまざまなデバイスで使える
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』の特徴・メリット、さいごの4つ目は、”さまざまなデバイスで使える” という点です。
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』は、パソコン(Windows・Mac・Linux)はもちろん、スマホ(iOS・Android)、タブレット、さらには “ゲーム機” や “スマートTV” でも使うことができます。
ひとつの契約で最大8台まで同時接続できるので、家族みんなでシェアするのもOKなんです!
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』は、Netflix、Amazonプライムビデオ、Hulu、Disney+ など、日本でも馴染みのある主要な “動画配信サービス” にも幅広く対応していて、とくに、「イギリスだけ」「韓国だけ」で視聴できるなど、地域制限のかかったコンテンツにアクセスしたい人にはピッタリのサービスです。
韓国サーバーに切り替えると
— ぴ。 (@jgamepika) April 1, 2022
コレクションをコンプしてたら
可愛いネームプレートと
トークンまで貰えるの知ってる?
GETだぜ!!!
VPN操作めんどい人は
ExpressVPNというアプリダウンロードすれば1発です。#ニューステ#NEWSTATEMOBILE#PUBGNEWSTATE pic.twitter.com/XvN0B0AIIN

ExpressVPNの料金プラン
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』の “料金プラン” はとてもシンプルで、契約期間によって3つのプランから選べるようになっています。
“長期契約” になるほど、月あたりの料金が安くなる仕組みです。
< ExpressVPN 料金プラン 比較表 >
プラン | 料金(税込) | 備考 |
---|---|---|
1ヶ月プラン | 約$12.95(約2,000円前後) | いつでも解約できるが割高 |
6ヶ月プラン | 約$9.99/月(約1,500円前後) | 少し長めに使いたい人向け |
12ヶ月プラン | 約$6.67/月(約1,000円前後) ※3ヶ月無料付き | 一番お得な長期プラン |
※ 為替レートによって日本円での金額は多少変動するので注意してください。
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』の料金プランの中で、いちばん人気なのは、やはり最安の “12ヶ月プラン+3ヶ月無料” のセットです。
実質15ヶ月使えて、月額あたりのコストが、ぐっと安くなります。
気になった人は、ExpressVPN 公式サイト でも確認してみてください。
支払い方法も選べる
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』では、さまざまな “支払い方法” が利用できます。
< ExpressVPN お支払い方法 >
⚫︎ クレジットカード(VISA、Mastercard、American Expressなど)
⚫︎ PayPal(ペイパル)
⚫︎ 仮想通貨(Bitcoinなど)
⚫︎ Apple Pay、Google Pay
※ その他、地域限定の決済サービスも利用可能な場合あり
とくに “仮想通貨” での支払いができる点は珍しく、より匿名性を重視したい人に人気です。
30日間返金保証あり
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』を初めて使う人にとってうれしいのが、”30日間の全額返金保証” が付いている点です。
もし使ってみて満足できなかった場合は、契約から30日以内であれば、サポートに連絡するだけで簡単に返金してもらうことができます。
気になった人は、まず30日使ってみるのも良いでしょう。
ExpressVPNのデメリット
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』は、評価の良いVPNサービスですが、完璧ではありません。
下記に、実際に ExpressVPNを使ってみたときに感じる “デメリット“ を紹介します。
メリットだけでなく、デメリットもチェックした上で、契約を検討してみてください。
デメリット1. 料金が少し高め
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』のデメリットの1つ目は、”料金がやや高い” という点です。
ほかのVPNサービスと比べると、ExpressVPNは料金がやや高めで、とくに短期利用(1ヶ月プラン)だと、月額2,000円前後と結構な出費になります。
料金が割高な分、高速での通信ができたり、セキュリティが強固などのメリット「とにかく安いVPNを探している」という人には、あまり向かないかもしれません。
デメリット2. 日本語サポートが完全ではない
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』のデメリットの2つ目として、”日本語でのサポートが完璧ではない” という点があげられます。
ExpressVPNの公式サイトやアプリ自体は “日本語対応” していますが、サポート対応(チャットやメール)では英語がメインになることがあります。
最近は自動翻訳を使った日本語サポートも改善されていますが、英語でのやり取りに抵抗がある人には、少しハードルに感じるかもしれません。
デメリット3. 一部の国ではアクセス制限が強い
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』のデメリット、さいごの3つ目は、”一部の国ではアクセス制限がかかる” という点がです。
ExpressVPNは、検閲の厳しい国(例:中国やロシアなど)でも利用できるよう対策されていますが、それでも時期によっては接続が不安定になったり、特別な設定が必要になったりすることがあります。
検閲の厳しい国で問題なく使えるVPNは少なく、”つねに完璧に使えるとは限らない” という点には注意しておきましょう。
もし行きたい国が決まっている場合は、X(旧Twitter)などのSNSで「国名 VPN」と検索。
その国で「VPNがつながった」という直近のユーザーの口コミを参考に、VPNサービスを検討するのもおすすめです。
ExpressVPNの安全性はどう?危険性はある?

なお、VPNサービスを使うときに、いちばん気になるポイントの1つが、「本当に安全なのか?」「危険性はないのか?」という点ですよね。
結論から言うと、ExpressVPNはかなり安全性の高いVPNサービスです。
『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』が安全性が高いと言える理由は、下記のとおりです。
< ExpressVPNが安全性の高いサービスだと言える理由 >
理由1. “ノーログポリシーを厳守”。ユーザーの利用記録を一切保存しない。
理由2. データ開示の法律リスクが少ない “イギリス領ヴァージン諸島” に本社がある。
理由3. “第三者機関による監査” も受けていて、透明性が高い。
理由4. 自社開発の”TrustedServer技術” を使用。すべてのサーバーがRAM(揮発性メモリ)上で動作 → 物理的な記録が残らない。
とくに、”TrustedServer技術” は、「サーバーを再起動するたびにすべてのデータが消える」という仕組みなので、万が一サーバーが押収された場合でも情報が漏れる心配がありません。
どんなVPNでも100%完璧とは言い切れないものの、『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』は安心して使いやすいVPNサービスだと言えるでしょう。
ExpressVPNを利用するリスク・危険性
先述のように、『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』は安全性が高いサービスですが、下記のリスクはあります。
事前に、利用時のリスクや危険性についてチェックしておくのが安心です。
< ExpressVPN利用のリスク・危険性 >
危険性1. 運営元の買収問題
ExpressVPNは、2021年にKape Technologies社に買収されました。
Kape Technologies社は、過去に広告関連ビジネスをしていた経歴があり、情報が広告関連のビジネスに活用されるのではと危惧する声があります。
ただ、現状、ExpressVPNは、買収後もノーログポリシーを維持していて、運営方針の変更はないと公式に表明しているので、方針変更の告知がない限りは安全なのではという見方をするユーザーは多いです。
危険性2. 使う国によるリスク
中国など、”一部の国ではVPN利用そのものが規制対象になる” 場合もあります。ExpressVPN自体が危険なわけではなく、VPNサービスを利用するとき全般に言える話ですが、使う国の法律に抵触するリスクは把握しておくことが必要です。
日本国外でVPNを使用する場合は、現地の国の法律をチェックしておきましょう。
ExpressVPNはメリット・デメリットを理解して使おう!

このように、『ExpressVPN(エクスプレスVPN)』は、世界中で高い信頼を集めている人気のVPNサービスです。
セキュリティの高さ、スピードの速さ、使いやすさなど、どれをとっても非常に優秀で、初心者から上級者まで幅広いユーザーに愛用されています。
ただ、たくさんのメリットがある一方で、料金が少し高めだったり、サポート対応に若干英語が混ざる場面があったりと、デメリットもゼロではありません。
契約する前には、メリットだけでなく、デメリットも確認しておき、安心してVPNを使えるようにしてください。
なお、ExpressVPNには、”30日間の返金保証制度” があります。
もし万が一、契約後に使用できないなどのトラブルが発生した場合は、できるだけ早く返金申請をするようにしましょう!